実は水虫じゃないかも?間違いやすい病気とその見分け方

2020年01月14日
足裏のクリームを塗る女性

水虫の原因となるのが白癬菌という真菌です。白癬菌が繁殖することでかゆみなどの症状をもたらすのです。とにかく足にかゆみの症状があれば水虫と思ってしまうのは間違いです。もしかしたら違った病気かもしれず、それだとまた違う薬を服用していないと治ることは出来ません。どんな病気と間違いやすいか、見分け方なども知っておく方が良いかも知れません。

皮膚カンジダ症の場合、カンジダという細菌の感染で起こっている病気なのです。どの部分に細菌の感染があるかで、手カンジダ症や爪カンジダ症・指間びらん症など名前も違ってきます。このうち、爪に起こる皮膚カンジダが爪水虫と勘違いされやすいのです。とはいえ、白癬菌と違ってこちらはつめの根部が白く変色しますし、足よりも手の方が多いのです。カンジダの場合はカーネステンという治療薬が用いられます。カーネステンに含まれるクロトリマゾールという成分が、菌の異常繁殖を抑えるのです。

汗疱性湿疹も足の裏に発生することがあります。汗疱性湿疹という名の通り、水疱ができかゆみを伴うという意味では水虫と似ています。同じく夏場に多い病気ですが、顕微鏡で見れば白癬菌が存在しないことがすぐに分かるでしょう。

接触皮膚炎もまた水泡が出たりかゆみもあったり、でもそれ以上に痛みが激しいのが水虫とは違います。刺激性接触皮膚炎という名もあり、アレルギーを感じるものと触れることで症状が出たりするのです。どういったものに身体が拒否反応を示しているのか調べないと、気付かず何度も触れることとなってしまいます。通常の湿疹だといつの間にか治ってしまう物ですが、この病気だと1日2日たっても自然にかゆみを伴う湿疹が消えることはありませんし、慢性化してしまうこともあるのです。慢性化するとなかなか治りません。

とはいえ、やはり素人だと判断を誤ることは多いので最もおすすめの見分け方は病院に行くことです。間違いやすい病気でも、顕微鏡で見れば白癬菌がいるかどうかすぐに分かります。いずれも皮膚に生じる疾患ですから、皮膚科に行けば診察してもらえ正しい薬を処方してもらえるでしょう。水虫に違いないと市販の薬を買ってきて使用するのは、その時間もお金も勿体無いものです。間違った治療を行っている間に水虫ではない病気が悪化していってしまう可能性もあり危険です。それよりも、なんらかの症状が出てきたら早めに専門医に見てもらうことをおすすめします。

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